11.山の危険とその対策(落石と滑落)

「気をつける」という言葉がある。気を入れれば油断がない、魔がさす余裕がないということで、危険のかなりの部分を回避できるといってよい。

「落石注意」の表示があれば、見回して、落石がないか見ながら素早く通過。反対側が沢の場合は落ちないように気をつける。ガレ場では、石を跳ね上げ、落石を起こさないように注意。

特に雪解け間もないころや台風シーズンなどは、ガレが不安定になっている。歩くときは静荷重静移動で、跳ね上げないように歩く。人と人の間はできるだけ間をあけず、もし石が動いても加速がつかない距離で進むように。

もし落石が起こったら、間髪を入れずに「ラーク(落石)」と大声を上げ、下にいる者に注意を促すこと。野や山で恐ろしいものに雷がある。雷の危険は落石とは別の種類のもの。気合いで逃れることはできない。

ただし、雷雨注意報はよくあたるので、天気予報をよく聞き、注意報が出ていたらその時間帯はなるべく下の方にいるようにするべきである。

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